「犬とハサミは使いよう」は、マジでツッコミが追いつかないカオスギャグアニメです。
ひとことで言えば「展開がぶっ飛びすぎてて、毎話が事件」。でもそれがクセになるんですよ。
主人公は読書バカの男子高校生。でもいきなり殺されて、なぜか犬(ダックスフンド)として転生。
しかもその飼い主が、大ファンだった人気作家で、ドSのハサミ使い。いきなりハサミで脅されます。
は?何言ってんの?って思ったそこのあなた。正しい反応です。
でも、気づいたら笑ってるんですよ。勢いとノリの暴力で、見る側の理性が吹っ飛びます。
そんな予測不可能なドタバタ劇が「犬ハサ」の魅力。ギャグもメタもパロも遠慮なし。
一度ハマったら、最後まで一気見不可避です。
理性崩壊注意!このアニメ、真面目に見ちゃダメです
このアニメの魅力を一言で言うと、「ギャグとカオスの総合商社」です。
「犬とハサミは使いよう」は、真面目にストーリーを追おうとすると混乱します。
でも、それがいいんです。ツッコミどころ満載で、むしろツッコむこと自体が楽しみになる作品なんですよ。
読書オタク→即死亡→犬に転生→ハサミ女に飼われる。この意味不明な導入からすでに満点です。
ここで伝えたいのは、「このアニメは脳を空っぽにして見るべき」ということ。
論理とか筋とかは横に置いといて、とにかく勢いとテンポを楽しんでほしい。
まじめな展開かと思ったら急にギャグ、ラブコメかと思ったらバトル、シリアスかと思ったら即オチ。
ジャンルが迷子すぎて逆に癖になります。
しかも、作中にはメタネタ、パロディ、アホみたいな小ネタが盛りだくさん。
「え?それ言っていいの?」みたいなギリギリのラインも攻めてきます。
アニメを見慣れてる人ほど「これは攻めてるな…」とニヤニヤできるはずです。
キャラも濃い!特に霧姫さん、あれはもう人間やめてるレベルのハサミさばき。
犬になった主人公との会話(というか一方的な脅し)がまた笑える。
ツンデレとかヤンデレとかのカテゴリに収まらない、異常な関係性が中毒性を生んでます。
しかも全体のテンポがめちゃくちゃ良い。1話の密度がすごくて、飽きるヒマがありません。
そしてなにより「視聴者を楽しませよう!」という制作陣の全力っぷりが伝わってきます。
そう、これは深く考えるアニメじゃなくて、「なにこれ意味わかんない!でも面白い!」を楽しむアニメなんです。
疲れてる人、最近笑ってない人、理不尽な日常にモヤモヤしてる人にこそ見てほしい。
アニメの常識とか、細かいツッコミとか、全部ぶっ壊してくれます。
「こんなのアリなの?」と爆笑しながら、自分の中の凝り固まった感覚もほぐされていく。
だからこそ、この作品には唯一無二の価値があると思うんです。
他では絶対に見られない、ヘンテコで痛快でカオスな世界。
ぜひあなたも、一度そのカオスに飲み込まれてみてください。
ギャグの振り幅が異常!「まともじゃない」のが最高の武器
このアニメの一番すごいところ、それは「ギャグの振り幅がエグい」ってところです。
普通のギャグアニメって、笑わせ方にある程度パターンがあるんですよ。
テンポ重視、シュール系、ツッコミ不在系、いろいろあるけど、「犬とハサミは使いよう」は、そのどれにも属さない。
もう、とにかく何でもアリ。ノリで物語が進んでいきます。
真剣なセリフのあとにいきなりギャグ。感動シーンに見せかけて謎の変顔。ヒロインが突然、全力でハサミ振り回す。
一見、支離滅裂に見えるんですけど、そこがまたいい。
テンションの落差で笑わせにくるし、こっちが油断したタイミングでボケをぶっ込んできます。
「笑わせる」というより、「無理やり笑わされる」感覚なんですよね。
そして何より、登場キャラがみんなクセ強すぎるんです。
霧姫さんのドSっぷりはもはや伝説級。犬(元人間)を容赦なくハサミで脅し、言うこと聞かせる。
これだけ聞くとホラーかと思いきや、完全にギャグ。むしろその狂気が笑えるんです。
ほかにも、ツンデレ編集者、電波系小説家、意味不明な殺し屋など、変人のバーゲンセール状態。
でも、それぞれがしっかりキャラ立ちしてて、1話見たら忘れられない濃さなんです。
普通のアニメって、ちょっとずつキャラに慣れていくじゃないですか。
でもこの作品は、1話目から全力でクセを押し付けてきます。
「はいこれがうちの世界観!さあ、ついてこい!」って感じ。
こっちがまだ準備できてないのに、全速力でぶん回される感じがたまりません。
しかもその勢いが、最後まで落ちないのがすごい。
だいたいのアニメは中盤でテンション落ちがちなんですが、「犬ハサ」は終始テンションマックスです。
脚本や演出の人たちが、とにかく「視聴者を飽きさせない」っていう一点に命かけてるのが伝わってきます。
テンプレなんて無視。ツッコミなんて追いつかせない。そんな潔いスタイルが、逆に信頼できます。
だからこそ、このアニメは普通の感覚では味わえない面白さがあるんです。
疲れてるとき、なんも考えたくないとき、ただただ笑いたいときにぴったり。
理屈じゃなくて、本能で笑えるアニメ。なかなか出会えませんよ、こんなの。
転生×ラブコメ×ミステリー!? ジャンルごった煮なのに成立してる奇跡
「犬とハサミは使いよう」のもうひとつの凄さは、ジャンルのカオス具合です。
まず転生モノですよね。
主人公がいきなり殺されて、犬に転生。これはもう異世界系か?って感じなんですけど、行き先は異世界じゃない。
普通に現代日本のまま、犬として生活していきます。
でも、ここからさらにラブコメ要素がねじ込まれてくるんですよ。
飼い主の霧姫さんと、犬になった主人公の奇妙な関係。
これがもう…恋愛と呼んでいいのか、主従なのか、ギャグなのか、全部が曖昧。
だけどなぜか成立してる。不思議とキュンとくるシーンもあるから侮れません。
さらにすごいのが、そこにミステリー要素まで絡んでくるところです。
実は、主人公が殺された事件の真相を追う…という伏線が物語の裏にあるんです。
「おふざけだけじゃないぞ」と言わんばかりに、シリアスパートも差し込んでくる。
で、たまにそのシリアスがやけにカッコよかったりする。
ツッコミ疲れしてるときに急に「おっ…真面目な展開きた?」ってなる瞬間があって、そこがまたズルい。
この、「カオスなのに物語として成立してる感」がほんとにすごい。
普通こんなにごちゃ混ぜにしたら、絶対に収拾つかないんですよ。
でも「犬ハサ」は、むしろそのごった煮感を武器にしてる。
いろんなジャンルをつまみ食いしてるのに、ちゃんと一貫した空気感があって、全部が「犬ハサワールド」になってる。
これ、構成と演出のセンスがなきゃ絶対できない芸当です。
バカっぽく見せてるけど、実はめちゃくちゃ頭使って作られてるんだろうなって思います。
あとBGMの使い方も意外と巧みで、ギャグのテンポ感を支えてるし、シリアスとの落差にもメリハリがあって面白いです。
ジャンルがひとつに絞れないアニメって、よく「迷走してる」と言われがちですが、「犬ハサ」は違います。
むしろそれが完成されたスタイルになってるんですよ。
1話ごとに、今日はギャグ寄りかな?ラブコメかな?ミステリーかな?って、予想しながら観るのもまた楽しい。
そして気づいたら、変なジャンルミックスに慣れてしまって、普通のアニメが物足りなく感じてくる。
これぞ中毒性。じわじわと侵食してくる感じです。
ジャンルの壁なんてぶっ壊していいんだよ、って教えてくれるアニメです。
だから、決めつけや固定観念に縛られてる人にこそ観てほしい。
「アニメってもっと自由でいいんだ」って思わせてくれます。
カオスは最高!でも、惜しいところもあるんです
全力でこのアニメを推してきたオタクとして正直に言います。
「犬とハサミは使いよう」、めちゃくちゃ面白いんですけど、ちょっと惜しいところもあります。
そのひとつが、ストーリーの“軸”がややブレてる点です。
ギャグ、ラブコメ、ミステリーと、いろんなジャンルを混ぜてるのは魅力なんですが、それゆえに物語全体の方向性が見えにくいんですよ。
「この話、結局どこに向かってるんだっけ?」って思う場面が時々あります。
ギャグだけを楽しむ分には問題ないんですが、ストーリーもちゃんと追いたい派の人には、ちょっとモヤっとするかもしれません。
もうひとつ気になったのが、作画のクオリティが安定していないところです。
めちゃくちゃ動いてるシーンもあるんですけど、逆に「おや?」と思う作画もちらほら。
ギャグのノリでごまかせてはいるけど、気になる人は気になるはず。
あと、キャラの魅力が強烈なぶん、好き嫌いが分かれそうなのも事実です。
特に霧姫さんのハサミ暴力ギャグは、ハマる人は爆笑ですけど、「ちょっとキツいな」と感じる人もいるかも。
どのキャラも基本的にクセが強いので、万人向けではないかな、という印象です。
とはいえ、これらの“惜しい点”はすべて、このアニメの個性の裏返しでもあるんですよね。
普通のアニメじゃ見られないぶっ飛び具合だからこそ、多少の粗は目をつぶれるというか、それすら味になってる。
むしろ「そこが犬ハサっぽい」と思えてしまうのが、この作品の魔力です。
もし改善できるとしたら、終盤でもう少し物語のテーマや伏線を整理して、感情的なカタルシスを与えてくれたらよかったかなと思います。
最後の数話で「あっ、そういう話だったのか!」という納得感がもう少し欲しかったです。
とはいえ、それを差し引いても、このアニメの勢いと笑いのセンスは唯一無二。
「細かいことは気にしない!とにかく楽しいアニメが見たい!」という人には、全力でおすすめできます。
惜しいところはあるけど、それすら含めて“犬ハサ”なんですよ。
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