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アニメ【艦隊これくしょん】レビュー|歴史に名を刻む艦娘たちの奮闘を徹底解説!

艦これのアニメって放送当時荒れていましたが、今から見ても面白いのでしょうか?
大丈夫です。単なる萌えアニメと侮っていると痛い目を見ますよ。その本質を丸裸にしてあげましょう。

おいおい、あなたたち、艦隊これくしょん、通称「艦これ」のアニメを今さら見ようか迷っているんですか?

はっきり言わせてもらいますが、美少女たちがキャッキャウフフするだけの日常系アニメだと思って見始めたら、確実に火傷しますよ。

当時のネットの荒れ具合を知っている方もいるでしょうが、あれは視聴者が勝手に期待して勝手に裏切られた結果でもあるんですよね。

表面的な可愛さの裏に隠された、戦争という理不尽で残酷な現実。

それを直視できる覚悟がある人だけが見るべき作品なんですよ

ただ可愛い女の子が海の上を滑っていくのを眺めたいだけなら、他を当たった方がマシですね。

でも、その歪なアンバランスさの中にこそ、人間の本質を突くような鋭いメッセージが隠されているのも事実なんです。

この記事ではアニメ【艦隊これくしょん】について解説していきます。

萌えの皮を被った理不尽な戦争の現実

萌えの皮を被った理不尽な戦争の現実

ぶっちゃけ、世の中のオタクたちって「擬人化」って言葉に甘えすぎじゃないですか?

戦艦を美少女にした時点で、どうしても悲惨な戦争の記憶をマイルドに消費しようとする姑息な心理が透けて見えるんですよね。

でも、このアニメはその甘ったれた幻想に冷や水を浴びせるような仕掛けが用意されているんですよ。

そもそも、現代人って平和ボケしすぎているんですよね。

毎日決まった時間に起きて、安全な道を歩いて学校や会社に行きます。

そんな退屈で変化のない日常の中で、画面の中の可愛い女の子たちに癒やしを求める。

それ自体は否定しませんよ。

でも、この作品に登場する艦娘たちが生きている世界は、あなたたちとは決定的に違うんです。

  • 美少女キャラが容赦なく死の恐怖に直面します
  • 日常パートと戦闘パートの落差がエグいです
  • 努力や根性だけではどうにもならない戦力差が存在します
でも、所詮はゲームのアニメ化ですよね?
その先入観が一番危険なんですよ。目を覚ましてください。

ゲームなら「轟沈」してもまたドロップすればいいとか、最悪課金して資源を注ぎ込めばどうにかなるって思うでしょう?

でも現実の命はリセットボタンなんてないんですよ。

彼女たちは、昨日まで一緒にご飯を食べていた仲間が、明日の出撃で海の藻屑になるかもしれないっていう狂気の中で笑っているんです。

この作品が突きつけてくるのは、一寸先は闇という極限状態の中で、無理やり笑顔を作って日々を過ごす少女たちの強さと脆さなんですよね。

平和な現代社会でぬるま湯に浸かっているあなたたちに、このヒリヒリした緊張感が理解できますか?

だからこそ、ただのアニメとして消費するんじゃなくて、彼女たちが何を背負って海に出るのか、その背景にある絶望的な状況を想像しながら見てほしいわけです。

表面的な萌えに隠された、人間の生き様そのものをね。

轟沈という絶対的な死の概念と緊張感

轟沈という絶対的な死の概念と緊張感

このアニメで一番評価すべきは、何と言っても「轟沈」という不可逆の死を描き切ったことですね。

最近のアニメって、キャラが死んでもどうせ魔法やら異世界転生やらで生き返るんでしょう?っていう予定調和に満ちているじゃないですか。

だから視聴者もどこか高を括って見ているんですよ。

どうせメインキャラは最後まで死なないんでしょう?
その甘い考えが中盤までに粉々に打ち砕かれるんですよ。
残酷な現実の前では、誰がヒロインだろうが関係ありません

特定のキャラが容赦なく海の底に沈む展開、あれは当時の視聴者に特大のトラウマを植え付けましたよね。

でも、戦争ってそういうものでしょう。

昨日まで隣で笑っていた仲間が、今日はもういない。

このギャップこそが、視聴者の心に深い爪痕を残す最大の要因なんですよ。

たとえば、あなたが職場で毎日一緒にバカ話をしている同僚が、明日急にいなくなったらどう思いますか?しかも、それが自分の采配ミスや不可抗力によるものだとしたら?

想像しただけで吐き気がするような罪悪感に襲われるでしょう。

彼女たちが背負っているのは、まさにそういう生々しい恐怖と責任なんですよ。

  • いつ誰が欠けるか分からない極限の緊張感
  • 失った仲間は二度と戻らないという非情なルール
  • 残された者たちが背負い続ける重い罪悪感と終わらない使命

ゲームという媒体なら、プレイヤーはあくまで安全な画面の向こう側の「提督」として高みの見物ができます。

でもアニメという形をとることで、視聴者は彼女たちの恐怖や痛みをより近い距離で見せつけられることになるんです。

ただ可愛く敵を倒して万歳、じゃないんですよ。

擬人化というオブラートに包みながらも、命のやり取りという戦争の本質から決して逃げなかった姿勢は、最近のなまぬるいアニメにはない凄みがありますよね。

だからこそ、ただのキャラクター消費を超えた深い余韻を残すんです。

凡人主人公が泥臭く足掻くリアルな成長過程

凡人主人公が泥臭く足掻くリアルな成長過程

あと、主人公の吹雪の扱い方もなかなかにシビアでいいんですよね。

今のトレンドって、最初からチート能力を持って無双する「俺TUEEE」系の主人公ばっかりじゃないですか。

視聴者が手っ取り早く承認欲求を満たすための装置にしかなっていないわけですよ。

ストレスフリーで見られるアニメの方が楽じゃないですか?
だからあなたたちは現実の困難からすぐ逃げ出すんですよ。

吹雪は、自分が特型駆逐艦という特別な名前を持っていながらも、最初はまともに動くことすらできません。

周りの優秀な先輩たちに囲まれて、自分の無力さに絶望して、何度も心が折れそうになります。

でも、そこから泥水すするような努力をして、少しずつ這い上がっていくんです。

凡人が厳しい現実を生き抜くためのリアルな処世術を見事に体現しているんですよね。

たとえば、SNSを開けば同年代で起業して成功している人とか、若くして才能を発揮している天才なんかがゴロゴロ目に入る時代ですよね。

そういうのを見て、自分がちっぽけに感じて勝手に絶望している連中がいかに多いことか。

でも、最初から持たざる者が、持っている奴らを羨んだところで現実は1ミリも変わらないんですよ。

  • 自分の圧倒的な無力さをまず自覚すること
  • プライドを捨てて年下や同期にも教えを乞う勇気
  • 何度失敗しても立ち上がり、地道な反復練習を続ける根気

そこで吹雪が取った行動は、言い訳して逃げることじゃなく、ひたすら基礎訓練を繰り返すことでした。

これって、どんな世界にも通じる普遍的な真理なんですよね。

才能がない人間はどう生きるべきか、その答えがここにあります

ただの魔法や奇跡で強くなるんじゃないんです。

吹雪の泥臭い足掻きを見ていると、現代人が忘れかけている「努力の泥臭さ」を突きつけられるようで、妙に心がヒリヒリするんですよ。

自分の人生と照らし合わせて見てみれば、ハッとさせられる瞬間が必ずあるはずです。

可愛い日常の裏に潜む過酷な現実や衝撃のギャップを味わいたい方は、同じく日常と絶望の対比を描いたアニメ【がっこうぐらし!】レビュー|日常アニメの皮を被った絶望のサバイバルホラーを徹底解説!もぜひあわせて読んでみてください。

日常とシリアスの反復横跳びが生む致命的な違和感

日常とシリアスの反復横跳びが生む致命的な違和感

ここまで褒めておいてなんですが、ぶっちゃけこのアニメ、構成としてはかなり歪なところがあるんですよね。

はっきり言うと、日常パートとシリアスパートの温度差が激しすぎて風邪をひくレベルなんですよ。

テーマは鋭いのに、それを最後まで貫き通す胆力が足りませんでした。

例えば、美味しい高級なステーキを食べた直後に、激甘のショートケーキを無理やり口にねじ込まれたらどうなりますか?

どっちも単体では美味しいかもしれないけど、合わせたら確実に吐き気がするでしょう。

このアニメがやってしまっているのは、まさにそういう最悪の食べ合わせなんですよ。

  • 直前まで死線に立っていたのに、次のシーンで急にギャグが始まります
  • カレー大会のような呑気なエピソードが唐突に差し込まれます
  • 悲壮な世界観と、過剰な萌え要素の絶望的なミスマッチ
メリハリがあっていいんじゃないですか?
メリハリの度を超えて、情緒不安定に見えるんですよ。

仲間が沈んで悲しみに暮れていた数話後に、水着でキャッキャウフフし始めるなんて、普通に考えて頭おかしいでしょう。

制作陣が「既存ファンの求める萌え要素」と「アニメーションとしてのシリアス展開」の両方を欲張って取り入れた結果、どっちつかずのキメラみたいな作品になっちゃった感は否めないですね。

視聴者の感情をどこに持っていきたいのか、制作側の迷いが透けて見えます

それに、終盤の展開もご都合主義の極みみたいなところがあって、今まで積み上げてきた死の緊張感を自ら台無しにしている部分は本当にもったいないです。

リスクを描くなら最後までその重さを背負わせるべきでした。

これが、放送当時に賛否両論を巻き起こした最大の原因であり、最も惜しい部分ですね。

賛否両論の怪作を自分の目で確かめろ

賛否両論の怪作を自分の目で確かめろ

色々と辛口で言わせてもらいましたが、結局のところ、ネットの評価を鵜呑みにして「見ない」っていう選択をするのが一番もったいないんですよね。

他人の意見なんて所詮は他人のフィルターを通した偏見でしかないんですから。

要は、あなた自身がこの作品から何を汲み取るかってことですよ。

ネットのレビューで星が1つだからって、あなたの心にも全く響かないとは限りません。

逆に、みんなが絶賛している作品が、あなたにとって退屈なゴミである可能性だって十分にあるんですよ。

  • 他人の評価で自分の見るものを決めるのは単なる思考停止です
  • 賛否両論ある作品ほど、自分の中の価値観を浮き彫りにする鏡になります
  • 一見矛盾している要素の中に、思いがけない面白さが隠れています
じゃあ、実際に見る価値はあるんですか?
凡作を見るくらいなら、よっぽど心に刺さる体験になりますよ。
完璧に整っただけの退屈な優等生作品より、よっぽど語り甲斐があります

世の中には、少しでも粗があると鬼の首を取ったように叩く連中がいますが、そんなノイズに付き合っていても人生の時間は無駄になるだけです。

歴史に名を刻む艦娘たちの奮闘を、まずは自分の目で確かめてみてください。

その上で「やっぱり駄作だ」と切り捨てるのも、「意外と深くて面白い」と発見するのも、全部あなたの自由なんですから。

今は便利な動画配信サービスがいくつもあるんですから、言い訳はできませんよね。

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思考を止めるな、自分の海へ漕ぎ出せ

思考を止めるな、自分の海へ漕ぎ出せ

ここまで色々と語ってきましたが、アニメ【艦隊これくしょん】の魅力も欠点も、少しは伝わりましたか?

ただのゲーム原作アニメと侮るなかれ、そこには生と死、そして凡人の泥臭い成長という重厚なテーマが隠されているんですよ。

ネットの評判を鵜呑みにせず、自分の目で真実を確かめるべきです

ネットの評判に流されて知ったかぶりをするんじゃなくて、たまにはこういう賛否の分かれる問題作に正面からぶつかってみるのも悪くないでしょう。

自分がどの部分に心を動かされ、どの部分に苛立ちを覚えるのか。

それを見つめ直すだけでも、確かな価値のある体験になるはずですよ。

他人の評価という安全な港から抜け出して、自分だけの視点を探しに行きましょう。

もう一度ちゃんと見てみようかな
後悔はさせませんよ、いってらっしゃい

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この記事を書いた人

マルユメ

元社畜。ブラック企業で5年間鬼労働して1000万貯金→退職。27歳。WordPressテーマを自作。ブログを4つ運営中。

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